第一種衛生管理者 過去問
労働生理
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R5-10月公開問題
労働生理
問題35 | ||||
血液に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (1)血液は、血漿 しょう成分と有形成分から成り、血漿 しょう成分は血液容積の約55%を占める。 (2)血漿 しょう中の蛋白たん 質のうち、アルブミンは血液の浸透圧の維持に関与している。 (3)白血球のうち、好中球には、体内に侵入してきた細菌や異物を貪食する働きがある。 (4)血小板のうち、リンパ球には、Bリンパ球、Tリンパ球などがあり、これらは免疫反応に関与している。 (5)血液の凝固は、血漿 しょう中のフィブリノーゲンがフィブリンに変化し、赤血球などが絡みついて固まる現象である。 |
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問題36 | ||||
心臓及び血液循環に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (1)心拍数は、左心房に存在する洞結節からの電気刺激によってコントロールされている。 (2)心臓の拍動による動脈圧の変動を末梢の しょう 動脈で触知したものを脈拍といい、一般に、手首の橈骨とう 動脈で触知する。 (3)心臓自体は、大動脈の起始部から出る冠動脈によって酸素や栄養分の供給を受けている。 (4)肺循環により左心房に戻ってきた血液は、左心室を経て大動脈に入る。 (5)大動脈を流れる血液は動脈血であるが、肺動脈を流れる血液は静脈血である。 |
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問題37 | ||||
呼吸に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (1)呼吸運動は、横隔膜、肋間ろっ 筋などの呼吸筋が収縮と弛緩し をすることにより行われる。 (2)胸郭内容積が増し、その内圧が低くなるにつれ、鼻腔 くう、気管などの気道を経て肺内へ流れ込む空気が吸気である。 (3)肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、外呼吸である。 (4)血液中の二酸化炭素濃度が増加すると、呼吸中枢が刺激され、呼吸が速く深くなる。 (5)呼吸のリズムをコントロールしているのは、間脳の視床下部である。 |
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問題38 | ||||
摂取した食物中の炭水化物(糖質)、脂質及び蛋白たん 質を分解する消化酵素の組合せとして、正しいものは次のうちどれか。 炭水化物(糖質) 脂質 蛋白たん 質 (1)マルターゼ リパーゼ トリプシン (2)トリプシン アミラーゼ ペプシン (3)ペプシン マルターゼ トリプシン (4)ペプシン リパーゼ マルターゼ (5)アミラーゼ トリプシン リパーゼ |
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問題39 | ||||
肝臓の機能として、誤っているものは次のうちどれか。 (1)コレステロールを合成する。 (2)尿素を合成する。 (3)ヘモグロビンを合成する。 (4)胆汁を生成する。 (5)グリコーゲンを合成し、及び分解する。 |
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問題40 | ||||
代謝に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 (1)代謝において、細胞に取り入れられた体脂肪、グリコーゲンなどが分解されてエネルギーを発生し、ATPが合成されることを同化という。 (2)代謝において、体内に摂取された栄養素が、種々の化学反応によって、細胞を構成する蛋白たん 質などの生体に必要な物質に合成されることを異化という。 (3)基礎代謝量は、安静時における心臓の拍動、呼吸、体温保持などに必要な代謝量で、睡眠中の測定値で表される。 (4)エネルギー代謝率は、一定時間中に体内で消費された酸素と排出された二酸化炭素の容積比である。 (5)エネルギー代謝率は、動的筋作業の強度を表すことができるが、精神的作業や静的筋作業には適用できない。 |
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問題41 | ||||
筋肉に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 (1)横紋筋は、骨に付着して身体の運動の原動力となる筋肉で意志によって動かすことができるが、平滑筋は、心筋などの内臓に存在する筋肉で意志によって動かすことができない。 (2)筋肉は神経からの刺激によって収縮するが、神経より疲労しにくい。 (3)荷物を持ち上げたり、屈伸運動を行うときは、筋肉が長さを変えずに外力に抵抗して筋力を発生させる等尺性収縮が生じている。 (4)強い力を必要とする運動を続けていると、筋肉を構成する個々の筋線維の太さは変わらないが、その数が増えることによって筋肉が太くなり筋力が増強する。 (5)刺激に対して意識とは無関係に起こる定型的な反応を反射といい、四肢の皮膚に熱いものが触れたときなどに、その肢を体幹に近づけるような反射は屈曲反射と呼ばれる。 |
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問題42 | ||||
耳とその機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (1)騒音性難聴は、音を神経に伝達する内耳の聴覚器官の有毛細胞の変性によって起こる。 (2)耳介で集められた音は、鼓膜を振動させ、その振動は耳小骨によって増幅され、内耳に伝えられる。 (3)内耳は、前庭、半規管及び蝸牛か (うずまき管)の三つの部位からなり、前庭と半規管が平衡感覚、蝸牛か が聴覚をそれぞれ分担している。 (4)前庭は、体の回転の方向や速度を感じ、半規管は、体の傾きの方向や大きさを感じる。 (5)鼓室は、耳管によって咽頭に通じており、その内圧は外気圧と等しく保たれている。 |
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問題43 | ||||
ストレスに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (1)外部からの刺激であるストレッサーは、その形態や程度にかかわらず、自律神経系と内分泌系を介して、心身の活動を抑圧する。 (2)ストレスに伴う心身の反応には、ノルアドレナリン、アドレナリンなどのカテコールアミンや副腎皮質ホルモンが深く関与している。 (3)昇進、転勤、配置替えなどがストレスの原因となることがある。 (4)職場環境における騒音、気温、湿度、悪臭などがストレスの原因となることがある。 (5)ストレスにより、高血圧症、狭心症、十二指腸潰瘍などの疾患が生じることがある。 |
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問題44 | ||||
ヒトのホルモン、その内分泌器官及びそのはたらきの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。 ホルモン 内分泌器官 はたらき (1)ガストリン 胃 胃酸分泌刺激 (2)アルドステロン 副腎皮質 体液中の塩類バランスの調節 (3)パラソルモン 副甲状腺 血中のカルシウム量の調節 (4)コルチゾール 膵臓すい 血糖量の増加 (5)副腎皮質刺激 下垂体 副腎皮質の活性化 |
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