第二種衛生管理者 過去問    

R6-4月公開問題


労働生理

問題21
呼吸に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1)呼吸は、胸膜が運動することで胸腔くう内の圧力を変化させ、肺を受動的に伸縮させることにより行われる。

(2)肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、内呼吸である。

(3)通常の呼吸の場合の呼気には、酸素が約16%、二酸化炭素が約4%含まれる。

(4)チェーンストークス呼吸とは、肺機能の低下により呼吸数が増加した状態をいい、喫煙が原因となることが多い。

(5)身体活動時には、血液中の窒素分圧の上昇により呼吸中枢が刺激され、1回換気量及び呼吸数が増加する。
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問題22
神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1)神経細胞の細胞体が集合しているところを、中枢神経系では神経節といい、末梢しょう神経系では神経核という。

(2)大脳の外側の皮質は、神経細胞の細胞体が集合した灰白質で、感覚、運動、思考などの作用を支配する
  中枢として機能する。

(3)副交感神経系は、身体の機能を回復に向けて働く神経系で、休息や睡眠状態で活動が高まり、心拍数を減少し、
  消化管の運動を亢こう進する。

(4)自律神経系は、交感神経系と副交感神経系とに分類され、各種臓器に対して両方の神経が支配している。

(5)体性神経には感覚器官からの情報を中枢に伝える感覚神経と、中枢からの命令を運動器官に伝える運動神経が
  ある。
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問題23
心臓及び血液循環に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1)心臓は、自律神経の中枢で発生した刺激が刺激伝導系を介して心筋に伝わることにより、規則正しく収縮と拡張を
  繰り返す。

(2)肺循環により左心房に戻ってきた血液は、左心室を経て大動脈に入る。

(3)大動脈を流れる血液は動脈血であるが、肺動脈を流れる血液は静脈血である。

(4)心臓の拍動による動脈圧の変動を末梢しょうの動脈で触知したものを脈拍といい、一般に、手首の橈とう骨動脈で
  触知する。

(5)動脈硬化とは、コレステロールの蓄積などにより、動脈壁が肥厚・硬化して弾力性を失った状態であり、進行すると
  血管の狭窄さくや閉塞を招き、臓器への酸素や栄養分の供給が妨げられる。
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問題24
脂肪の分解・吸収及び脂質の代謝に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1)脂肪は、膵すい臓から分泌される消化酵素である膵すいアミラーゼにより脂肪酸とグリセリンに分解される。

(2)胆汁は、アルカリ性で、消化酵素は含まないが、食物中の脂肪を乳化させ、脂肪分解の働きを助ける。

(3)肝臓は、過剰な蛋たん白質及び糖質を中性脂肪に変換する。

(4)コレステロールやリン脂質は、神経組織の構成成分となる。

(5)脂質は、糖質や蛋たん白質に比べて多くのATPを産生するエネルギー源となるが、摂取量が多すぎると肥満の
  原因となる。
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問題25
腎臓又は尿に関する次のAからDの記述について、誤っているものの組合せは(1)~(5)のうちどれか。

A 腎臓の皮質にある腎小体では、糸球体から血液中の糖以外の血漿しょう成分がボウマン嚢のうに濾こし出され、
  原尿が生成される。

B 腎臓の尿細管では、原尿に含まれる大部分の水分及び身体に必要な成分が血液中に再吸収され、残りが尿として
  生成される。

C 尿は淡黄色の液体で、固有の臭気を有し、通常、弱酸性である。

D 尿酸は、体内のプリン体と呼ばれる物質の代謝物で、健康診断において尿中の尿酸の量の検査が広く行われて
  いる。

(1)A,B
(2)A,C
(3)A,D
(4)B,C
(5)C,D
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問題26
感覚又は感覚器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1)眼軸が短過ぎるために、平行光線が網膜の後方で像を結ぶものを遠視という。

(2)嗅覚と味覚は化学感覚ともいわれ、物質の化学的性質を認知する感覚である。

(3)温度感覚は、皮膚のほか口腔くうなどの粘膜にも存在し、一般に冷覚の方が温覚よりも鋭敏である。

(4)深部感覚は、筋肉や腱にある受容器から得られる身体各部の位置、運動などを認識する感覚である。

(5)平衡感覚に関係する器官である前庭及び半規管は、中耳にあって、体の傾きや回転の方向を知覚する。
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問題27
ヒトのホルモン、その内分泌器官及びそのはたらきの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。

    ホルモン  内分泌器官  はたらき
 (1) アルドステロン  副腎髄質  血糖量の増加
 (2) インスリン  膵すい臓  血糖量の減少
 (3) パラソルモン  副甲状腺  血中のカルシウム量の調節
 (4) プロラクチン  下垂体  黄体形成の促進
 (5) 副腎皮質刺激ホルモン  下垂体  副腎皮質の活性化
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問題28
免疫に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1)抗原とは、免疫に関係する細胞によって異物として認識される物質のことである。

(2)抗原となる物質には、蛋たん白質、糖質などがある。

(3)抗体とは、体内に入ってきた抗原に対して体液性免疫において作られる免疫グロブリンと呼ばれる蛋たん白質の
  ことである。

(4)好中球は白血球の一種であり、偽足を出してアメーバ様運動を行い、体内に侵入してきた細菌などを貪食する。

(5)リンパ球には、血液中の抗体を作るTリンパ球と、細胞性免疫の作用を持つBリンパ球がある。
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問題29
ストレスに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1)外部からの刺激であるストレッサーは、その形態や程度にかかわらず、自律神経系と内分泌系を介して、心身の
  活動を抑圧する。

(2)ストレスに伴う心身の反応には、ノルアドレナリン、アドレナリンなどのカテコールアミンや副腎皮質ホルモンが
  深く関与している。

(3)昇進、転勤、配置替えなどがストレスの原因となることがある。

(4)職場環境における騒音、気温、湿度、悪臭などがストレスの原因となることがある。

(5)ストレスにより、高血圧症、狭心症、十二指腸潰瘍などの疾患が生じることがある。
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問題30
体温調節に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1)体温調節中枢は、間脳の視床下部にある。

(2)体温調節のように、外部環境が変化しても身体内部の状態を一定に保つ生体の仕組みを同調性といい、筋肉と
  神経系により調整されている。

(3)寒冷な環境においては、皮膚の血管が拡張して血流量を増し、皮膚温を上昇させる。

(4)計算上、体重70kgの人の体表面から10gの汗が蒸発すると、体温が約1℃下がる。

(5)不感蒸泄せつとは、水分が発汗により失われることをいう。
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