労働衛生(有害業務に係る以外にもの) 第一種衛生管理者・第二種衛生管理者科目
実践問題
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実践問題
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実践問題
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実践問題
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実践問題
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実践問題必要換気量
学習ポイント必要換気量
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実践問題
事務室内において、空気を外気と入れ換えて二酸化炭素濃度を1,000ppm以下に保った状態で、在室することのできる最大の人数は次のうちどれか。ただし、外気の二酸化炭素濃度を400ppm、外気と入れ換える空気量を600㎥/h、1人当たりの呼出二酸化炭素量を0.016㎥/hとする。 |
(1)10人 (2)14人 (3)18人 (4)22人 (5)26人 |
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実践問題
一般の事務室における換気に関する次のAからDの記述について、誤っているものの組合せは(1)~(5)のうちどれか。 |
A 人間の呼気の成分の中で、酸素の濃度は約16%、二酸化炭素の濃度は約4%である。 |
B 新鮮な外気中の酸素濃度は約21%、二酸化炭素濃度は0.3~0.4%程度である。 |
C 室内の必要換気量(m2 /h)は、次の式により算出される。 |
室内にいる人が1時間に呼出する二酸化炭素量(m2/h) | × | 1,000,000 | |
室内二酸化炭素基準濃度(ppm)― 外気の二酸化炭素濃度(ppm) |
D 必要換気量の算出に当たって、室内二酸化炭素基準濃度は、通常、1%とする。 |
(1)A,B (2)A,C (3)B,C (4)B,D (5)C,D |
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照明、採光
出題ポイント・1ルクス(lx)は、1カンデラ(cd)の光源から、1m離れた所において、光軸に垂直な面が受ける明るさをいう。 |
・部屋の彩色として、目の高さ以下は、まぶしさを防ぎ安定感を出すために濁色とし、目より上方の壁や天井は、 |
明るい色を用いるとよい。 |
・全般照明と局部照明を併用する場合、全般照明による照度は、局部照明による照度の5分の1程度とする。 |
・前方から明かりを取るときは、まぶしさをなくすため、眼と光源を結ぶ線と視線とがなす角度が、 |
40°以上になるように光源の位置を決める。 |
・北向きの窓では、直射日光はほとんど入らないが一年中平均した明るさが得られる。 |
・照明設備は、6か月以内ごとに1回、定期に点検し、異常があれば電球の交換などを行う。 |
実践問題
照明、採光などに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 |
(1)1ルクス(lx)は、1カンデラ(cd)の光源から、1m離れた所において、光軸に垂直な面が受ける明るさをいう。 |
(2)部屋の彩色として、目の高さ以下は、まぶしさを防ぎ安定感を出すために濁色とし、目より上方の壁や天井は、 |
明るい色を用いるとよい。 |
(3)全般照明と局部照明を併用する場合、全般照明による照度は、局部照明による照度の5分の1程度としている。 |
(4)前方から明かりを取るときは、まぶしさをなくすため、眼と光源を結ぶ線と視線とがなす角度が、 |
40°以上になるように光源の位置を決めている。 |
(5)照明設備は、1年以内ごとに1回、定期に点検し、異常があれば電球の交換などを行っている。 |
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実践問題
照明、採光などに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 |
(1)北向きの窓では、直射日光はほとんど入らないが一年中平均した明るさが得られる。 |
(2)全般照明と局部照明を併用する場合、全般照明による照度は、局部照明による照度の5分の1程度としている。 |
(3)前方から明かりを取るときは、まぶしさをなくすため、眼と光源を結ぶ線と視線とがなす角度が、 |
40°以上になるように光源の位置を決めている。 |
(4)照明設備は、1年以内ごとに1回、定期に点検し、異常があれば電球の交換などを行っている。 |
(5)部屋の彩色として、目の高さ以下は、まぶしさを防ぎ安定感を出すために濁色とし、 |
目より上方の壁や天井は、明るい色を用いるとよい。 |
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暑熱環境の程度を示すWBGT
出題ポイント・WBGTは、自然湿球温度、黒球温度及び気温(乾球温度)の値を使って計算される。 |
・WBGTには、基準値が定められており、WBGT値がWBGT基準値を超えている場合は、 |
熱中症にかかるリスクが高まっていると判断される。 |
・WBGT基準値は、身体に対する負荷が大きな作業の方が、負荷が小さな作業より小さな値となる。 |
・WBGT基準値は、暑熱順化者に用いる値の方が、暑熱非順化者に用いる値より大きな値となる。 |
・温度感覚を左右する環境条件は、気温、湿度、気流、ふく射熱(放射熱)の四つの要素である。 |
・熱中症はⅠ度からⅢ度までに分類され、このうちⅢ度が最も重症である。 |
実践問題
暑熱環境の程度を示すWBGTに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 |
(1)WBGTは、気温、湿度及び気流の三つの要素から暑熱環境の程度を示す指標として用いられ、 |
その単位は気温と同じ℃で表される。 |
(2)日射がある場合のWBGT値は、自然湿球温度、黒球温度及び気温(乾球温度)の値から算出される。 |
(3)WBGTには、基準値が定められており、WBGT値がWBGT基準値を超えている場合は、熱中症に |
かかるリスクが高まっていると判断される。 |
(4)WBGT基準値は、身体に対する負荷が大きな作業の方が、負荷が小さな作業より小さな値となる。 |
(5)WBGT基準値は、暑熱順化者に用いる値の方が、暑熱非順化者に用いる値より大きな値となる。 |
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温熱条件に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 |
(1)WBGTは、日射がない場合は、自然湿球温度と黒球温度の測定値から算出される。 |
(2)熱中症はⅠ度からⅢ度までに分類され、このうちⅢ度が最も重症である。 |
(3)WBGT基準値は、健康な作業者を基準に、ばく露されてもほとんどの者が有害な影響を受けない |
レベルに相当するものとして設定されている。 |
(4)WBGT基準値は、身体に対する負荷が大きな作業の方が、負荷が小さな作業より小さな値となる。 |
(5)温度感覚を左右する環境条件は、気温、湿度及びふく射(放射)熱の三つの要素で決まる。 |
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職場における受動喫煙防止のためのガイドライン
出題ポイント・喫煙専用室の出入口において、室外から室内に流入する空気の気流が、0.2m/s以上であること。 |
・喫煙専用室のたばこの煙が室内から室外に流出しないよう、喫煙専用室は、壁、天井等によって区画されていること。 |
・喫煙専用室のたばこの煙が屋外又は外部の場所に排気されていること。 |
・喫煙専用室の出入口の見やすい箇所に必要事項を記載した標識を掲示すること。 |
実践問題
厚生労働省の「職場における受動喫煙防止のためのガイドライン」において、「喫煙専用室」を設置する場合に満たすべき事項として定められていないものは、次のうちどれか。 |
(1)喫煙専用室の出入口において、室外から室内に流入する空気の気流が、0.2m/s以上であること。 |
(2)喫煙専用室のたばこの煙が室内から室外に流出しないよう、喫煙専用室は、壁、天井等によって |
区画されていること。 |
(3)喫煙専用室の出入口における室外から室内に流入する空気の気流について、6か月以内ごとに1回、 |
定期に測定すること。 |
(4)喫煙専用室のたばこの煙が屋外又は外部の場所に排気されていること。 |
(5)喫煙専用室の出入口の見やすい箇所に必要事項を記載した標識を掲示すること。 |
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事業者が講ずべき快適な職場環境の形成のための措置に関する指針
実践問題
厚生労働省の「事業者が講ずべき快適な職場環境の形成のための措置に関する指針」において、快適な職場環境の形成のための措置の実施に関し、考慮すべき事項とされていないものは次のうちどれか。 |
(1)継続的かつ計画的な取組 |
(2)快適な職場環境の基準値の達成 |
(3)労働者の意見の反映 |
(4)個人差への配慮 |
(5)潤いへの配慮 |
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職場における腰痛予防対策指針
出題ポイント・腰部保護ベルトは、個人ごとに効果を確認してから使用の適合を判断する。 |
・重量物取扱い作業の場合、満18歳以上の男性労働者が人力のみにより取り扱う物の重量は、 |
体重のおおむね40%以下となるようにする。 |
・重量物取扱い作業の場合、満18歳以上の女性労働者が人力のみにより取り扱う物の重量は、 |
男性が取り扱うことのできる重量の60%位までとする。 |
・重量物取扱い作業に常時従事する労働者に対しては、当該作業に配置する際及びその後6か月以内ごとに1回、 |
定期に、医師による腰痛の健康診断を行う。 |
・立ち作業の場合は、、立っているだけでも腰部への衝撃が大きいので、クッション性のある作業靴や、 |
マットを利用して、衝撃を緩和すること。 |
実践問題
厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」に基づく腰痛予防対策に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 |
(1)腰部保護ベルトは、重量物取扱い作業に従事する労働者全員に使用させるようにする。 |
(2)重量物取扱い作業の場合、満18歳以上の男性労働者が人力のみにより取り扱う物の重量は、 |
体重のおおむね50%以下となるようにする。 |
(3)重量物取扱い作業の場合、満18歳以上の女性労働者が人力のみにより取り扱う物の重量は、 |
男性が取り扱うことのできる重量の60%位までとする。 |
(4)重量物取扱い作業に常時従事する労働者に対しては、当該作業に配置する際及びその後1年以内ごとに1回、 |
定期に、医師による腰痛の健康診断を行う。 |
(5)立ち作業の場合は、身体を安定に保持するため、床面は弾力性のない硬い素材とし、 |
クッション性のない作業靴を使用する。 |
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実践問題
厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」に基づく腰痛予防対策に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 |
(1)作業動作、作業姿勢についての作業標準の策定は、その作業に従事する全ての労働者に一律な作業をさせることに |
なり、個々の労働者の腰痛の発生要因の排除又は低減ができないため、腰痛の予防対策としては適切ではない。 |
(2)重量物取扱い作業の場合、満18歳以上の男性労働者が人力のみにより取り扱う物の重量は、体重のおおむね50%以下 |
となるようにする。 |
(3)重量物取扱い作業の場合、満18歳以上の女性労働者が人力のみにより取り扱う物の重量は、男性が取り扱うことの |
できる重量の60%位までとする。 |
(4)重量物取扱い作業に常時従事する労働者に対しては、当該作業に配置する際及びその後1年以内ごとに1回、 |
定期に、医師による腰痛の健康診断を行う。 |
(5)腰部保護ベルトは、重量物取扱い作業に従事する労働者全員に使用させるようにする。 |
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脳血管障害及び虚血性心疾患
出題ポイント・虚血性心疾患は、冠動脈による心筋への血液の供給が不足したり途絶えることにより起こる心筋障害である。 |
・虚血性心疾患発症の危険因子には、高血圧、喫煙、脂質異常症などがある。 |
・虚血性心疾患は、心筋の一部分に可逆的な虚血が起こる狭心症と、不可逆的な心筋壊死が起こる心筋梗塞とに 大別される。 |
・心筋梗塞では、突然激しい胸痛が起こり、「締め付けられるように痛い」、「胸が苦しい」などの症状が長時間続き、 |
1時間以上になることもある。 |
・狭心症の痛みの場所は、心筋梗塞とほぼ同じであるが、その発作が続く時間は、通常数分程度で、長くても |
15分以内におさまることが多い。 |
・運動負荷心電図検査は、虚血性心疾患の発見に有用である。 |
・脳血管自体の動脈硬化性病変による脳血栓症と、心臓や動脈壁の血栓が剥がれて脳血管を閉塞する脳塞栓症に 分類される。 |
・出血性の脳血管障害は、脳表面のくも膜下腔に出血するくも膜下出血、脳実質内に出血する脳出血などに分類される。 |
実践問題
虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 |
(1)虚血性心疾患は、門脈による心筋への血液の供給が不足したり途絶えることにより起こる心筋障害である。 |
(2)虚血性心疾患発症の危険因子には、高血圧、喫煙、脂質異常症などがある。 |
(3)虚血性心疾患は、心筋の一部分に可逆的な虚血が起こる狭心症と、不可逆的な心筋壊死が |
起こる心筋梗塞とに大別される。 |
(4)心筋梗塞では、突然激しい胸痛が起こり、「締め付けられるように痛い」、「胸が苦しい」などの症状が |
長時間続き、1時間以上になることもある。 |
(5)狭心症の痛みの場所は、心筋梗塞とほぼ同じであるが、その発作が続く時間は、通常数分程度で、 |
長くても15分以内におさまることが多い。 |
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実践問題
脳血管障害及び虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 |
(1)出血性の脳血管障害は、脳表面のくも膜下腔に出血するくも膜下出血、脳実質内に出血する脳出血などに分類される。 |
(2)虚血性の脳血管障害である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳塞栓症と、心臓や動脈壁の血栓が剥が れて脳血管を閉塞する脳血栓症に分類される。 |
(3)高血圧性脳症は、急激な血圧上昇が誘因となって、脳が腫脹する病気で、頭痛、悪心、嘔吐、意識障害、視力障害、 けいれんなどの症状がみられる。 |
(4)虚血性心疾患は、心筋の一部分に可逆的な虚血が起こる狭心症と、不可逆的な心筋壊死が起こる心筋梗塞とに 大別される。 |
(5)運動負荷心電図検査は、虚血性心疾患の発見に有用である。 |
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メタボリックシンドロームの診断基準
出題ポイント*日本では、内臓脂肪の蓄積があり、かつ、血中脂質(中性脂肪、HDLコレステロール)、血圧、 |
空腹時血糖の三つのうち二つ以上が基準値から外れている場合にメタボリックシンドロームと診断される。 |
(日本内科学会等、2005年) |
*日本人のメタボリックシンドローム診断基準で、腹部肥満(内臓脂肪の蓄積)とされるのは、腹囲が男性では85cm以上、 |
女性では90cm以上の場合であり、この基準は、男女とも内臓脂肪面積が100cm2以上に相当する。 |
実践問題
メタボリックシンドロームの診断基準に関する次の文中の 内に入れるAからCの語句の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。 | ||||
「日本では、内臓脂肪の蓄積があり、かつ、血中脂質(中性脂肪、HDLコレステロール)、「 A 」、「 B 」の三つのうち「 C 」が 基準値から外れている場合にメタボリックシンドロームと診断される。」 |
A | B | C | |
(1) | 血圧 | 空腹時血糖 | いずれか一つ |
(2) | 血圧 | 空腹時血糖 | 二つ以上 |
(3) | γ-GTP | 空腹時血糖 | 二つ以上 |
(4) | γ-GTP | 尿蛋白 | いずれか一つ |
(5) | γ-GTP | 尿蛋白 | 二つ以上 |
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実践問題
メタボリックシンドローム診断基準に関する次の文中の 内に入れるAからDの語句又は数値の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。 | ||||
「日本人のメタボリックシンドローム診断基準で、腹部肥満(「 A 」 脂肪の蓄積)とされるのは、腹囲が男性では 「 B 」 cm以上、女性では「 C 」 cm以上の場合であり、この基準は、男女とも「 A 」 脂肪面積が「 D 」 ㎠以上に相当する。」 |
A | B | C | D | |
(1) | 内臓 | 85 | 90 | 100 |
(2) | 内臓 | 85 | 90 | 200 |
(3) | 内臓 | 90 | 85 | 100 |
(4) | 皮下 | 90 | 85 | 200 |
(5) | 皮下 | 100 | 90 | 200 |
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労働衛生管理に用いられる統計
出題ポイント・生体から得られたある指標が正規分布である場合、そのばらつきの程度は、分散や標準偏差によって表される。 |
・ある事象と健康事象との間に、統計上、一方が多いと他方も多いというような相関関係が認められたとしても、 |
それらの間に因果関係があるとは限らない。 |
・集団を比較する場合、調査の対象とした項目のデータの平均値が等しくても分散が異なっていれば、 |
異なった特徴をもつ集団であると評価される。 |
・健康管理統計において、ある時点での検査における有所見者の割合を有所見率といい、一定期間において |
有所見とされた人の割合を発生率という。 |
・静態データとは、ある時点の集団に関するデータであり、動態データとは、ある期間の集団に関するデータである。 |
実践問題
労働衛生管理に用いられる統計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 |
(1)ある事象と健康事象との間に、統計上、一方が多いと他方も多いというような相関関係が認められたとしても、 |
それらの間に因果関係があるとは限らない。 |
(2)集団を比較する場合、調査の対象とした項目のデータの平均値が等しくても分散が異なっていれば、異なった |
特徴をもつ集団であると評価される。 |
(3)健康管理統計において、ある時点での検査における有所見者の割合を有所見率といい、一定期間において |
有所見とされた人の割合を発生率という。 |
(4)生体から得られたある指標が正規分布である場合、そのばらつきの程度は、平均値や最頻値によって表される。 |
(5)静態データとは、ある時点の集団に関するデータであり、動態データとは、ある期間の集団に関するデータである。 |
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実践問題
労働衛生管理に用いられる統計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 |
(1)健康診断において、対象人数、受診者数などのデータを計数データといい、身長、体重などのデータを |
計量データという。 |
(2)生体から得られたある指標が正規分布である場合、そのばらつきの程度は、平均値や最頻値によって表される。 |
(3)集団を比較する場合、調査の対象とした項目のデータの平均値が等しくても分散が異なっていれば、異なった |
特徴をもつ集団であると評価される。 |
(4)ある事象と健康事象との間に、統計上、一方が多いと他方も多いというような相関関係が認められたとしても、 |
それらの間に因果関係があるとは限らない。 |
(5)静態データとは、ある時点の集団に関するデータであり、動態データとは、ある期間の集団に関するデータである。 |
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食中毒
出題ポイント細菌性 | 毒素型食中毒 | ボツリヌス菌 | 熱に強い。神経毒である。 |
黄色ブドウ球菌 | 熱に弱い。毒素は、熱に強い。 | ||
感染型食中毒 | サルモネラ菌 | 熱に弱い。 | |
腸炎ビブリオ | 熱に弱い。病原性好塩菌ともいわれる。 | ||
O-157 | 腸管出血性大腸菌の一種。加熱不足の食肉などから摂取され、潜伏期間は3~5日。 | ||
ウイルス性 | ウイルス性食中毒 | ノロウイルス | 冬季に集団食中毒として発生することが多い。潜伏期間は、1~2日間。 |
実践問題
食中毒に関する次の記述のうち、食中毒に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 |
(1)毒素型食中毒は、食物に付着した細菌により産生された毒素によって起こる食中毒で、ボツリヌス菌に |
よるものがある。 |
(2)感染型食中毒は、食物に付着した細菌そのものの感染によって起こる食中毒で、サルモネラ菌に |
よるものがある。 |
(3)O-157は、ベロ毒素を産生する大腸菌で、腹痛や出血を伴う水様性の下痢などを起こす。 |
(4)ノロウイルスによる食中毒は、冬季に集団食中毒として発生することが多く、潜伏期間は、1~2日間である。 |
(5)腸炎ビブリオ菌は、熱に強い。 |
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実践問題
食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 |
(1)毒素型食中毒は、食物に付着した細菌により産生された毒素によって起こる食中毒で、 |
サルモネラ菌によるものがある。 |
(2)感染型食中毒は、食物に付着した細菌そのものの感染によって起こる食中毒で、黄色ブドウ球菌に |
よるものがある。 |
(3)O-157は、腸管出血性大腸菌の一種で、加熱不足の食肉などから摂取され、潜伏期間は3~5日である。 |
(4)ボツリヌス菌は、缶詰や真空パックなど酸素のない密封食品中でも増殖するが、熱には弱く、60℃、 |
10分間程度の加熱で殺菌することができる。 |
(5)ノロウイルスによる食中毒は、ウイルスに汚染された食品を摂取することにより発症し、 |
夏季に集団食中毒として発生することが多い。 |
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労働安全衛生マネジメントシステムに関する指針
労働安全衛生マネジメントシステムに関する指針 |
第2条 この指針は、労働安全衛生法(昭和47年法律第57号。以下「法」という。)の規定に基づき機械、 設備、化学物質等による危険又は健康障害を防止するため事業者が講ずべき具体的な措置を定めるものではない。 |
第3条 この指針において次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。 一 労働安全衛生マネジメントシステム 事業場において、次に掲げる事項を体系的かつ継続的に実施する安全衛生管理に 係る一連の自主的活動に関する仕組みであって、生産管理等事業実施に係る管理と一体となって運用されるものをいう。 イ 安全衛生に関する方針(以下「安全衛生方針」という。)の表明 ロ 危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措置 略 |
第5条 事業者は、安全衛生方針を表明し、労働者及び関係請負人その他の関係者に周知させるものとする。 2 安全衛生方針は、事業場における安全衛生水準の向上を図るための安全衛生に関する基本的考え方を示すものであり、 次の事項を含むものとする。 一 労働災害の防止を図ること。 二 労働者の協力の下に、安全衛生活動を実施すること。 略 |
第12条 事業者は、安全衛生目標を達成するため、事業場における危険性又は有害性等の調査の結果等に基づき、 一定の期間を限り、安全衛生計画を作成するものとする。 2 安全衛生計画は、安全衛生目標を達成するための具体的な実施事項、日程等について定めるものであり、次の事項を 含むものとする。 一 第10条第2項の規定により決定された措置の内容及び実施時期に関する事項 二 日常的な安全衛生活動の実施に関する事項 三 安全衛生教育の内容及び実施時期に関する事項 |
第17条 事業者は、定期的なシステム監査の計画を作成し、第5条から前条までに規定する事項についてシステム監査を 適切に実施する手順を定めるとともに、この手順に基づき、システム監査を適切に実施するものとする。 2 事業者は、前項のシステム監査の結果、必要があると認めるときは、労働安全衛生マネジメントシステムに従って行う 措置の実施について改善を行うものとする。 |
実践問題
厚生労働省の「労働安全衛生マネジメントシステムに関する指針」に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 |
(1)この指針は、労働安全衛生法の規定に基づき機械、設備、化学物質等による危険又は健康障害を |
防止するため事業者が講ずべき具体的な措置を定めるものではない。 |
(2)このシステムは、生産管理等事業実施に係る管理と一体となって運用されるものである。 |
(3)このシステムでは、事業者は、事業場における安全衛生水準の向上を図るための安全衛生に関する |
基本的考え方を示すものとして、安全衛生方針を表明し、労働者及び関係請負人その他の関係者に周知させる。 |
(4)このシステムでは、事業者は、安全衛生方針に基づき設定した安全衛生目標を達成するため、 |
事業場における危険性又は有害性等の調査の結果等に基づき、一定の期間を限り、安全衛生計画を作成する。 |
(5)事業者は、このシステムに従って行う措置が適切に実施されているかどうかについて調査及び評価を |
行うため、外部の機関による監査を受けなければならない。 |
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感染症
出題ポイント・不顕性感染(ふけんせいかんせん)とは、細菌やウイルスなど病原体の感染を受けたにもかかわらず、 |
感染症状を発症していない状態。 |
・日和見感染(ひよりみかんせん)とは、宿主の感染に対する防御機能が何らかの原因によって低下した時に、 |
通常ではほとんど病気をおこさないような病原体によって引き起こされる感染症のこと。 |
実践問題
感染症に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 |
(1)人間の抵抗力が低下した場合は、通常、多くの人には影響を及ぼさない病原体が病気を |
発症させることがあり、これを不顕性感染という。 |
(2)感染が成立し、症状が現れるまでの人をキャリアといい、感染したことに気付かずに病原体を |
ばらまく感染源になることがある。 |
(3)微生物を含む飛沫の水分が蒸発して、5?m以下の小粒子として長時間空気中に浮遊し、 |
空調などを通じて感染することを空気感染という。 |
(4)風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症で、 免疫のない女性が |
妊娠初期に風しんにかかると、胎児に感染し出生児が先天性風しん症候群(CRS)となる危険性がある。 |
(5)インフルエンザウイルスにはA型、B型及びC型の三つの型があるが、流行の原因となるのは、 |
主として、A型及びB型である。 |
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出血及び止血法
実践問題
出血及び止血法並びにその救急処置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 |
(1)体内の全血液量は、体重の約13分の1で、その約3分の1を短時間に失うと生命が危険な状態となる。 |
(2)傷口が泥で汚れているときは、手際良く水道水で洗い流す。 |
(3)止血法には、直接圧迫法、間接圧迫法などがあるが、一般人が行う応急手当としては直接圧迫法が推奨されている。 |
(4)静脈性出血は、擦り傷のときにみられ、傷口から少しずつにじみ出るような出血である。 |
(5)止血帯を施した後、受傷者を医師に引き継ぐまでに30分以上かかる場合には、止血帯を施してから30分ごとに |
1~2分間、出血部から血液がにじんでくる程度まで結び目をゆるめる。 |
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一次救命処置
実践問題
一次救命処置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 |
(1)傷病者に反応がある場合は、回復体位をとらせて安静にして、経過を観察する。 |
(2)一次救命処置は、できる限り単独で行うことは避ける。 |
(3)口対口人工呼吸は、傷病者の鼻をつまみ、1回の吹き込みに3秒以上かけて傷病者の胸の盛り上がりが見える程度まで 吹き込む。 |
(4)胸骨圧迫は、胸が約5cm沈む強さで、1分間に100~120回のテンポで行う。 |
(5)AED(自動体外式除細動器)による心電図の自動解析の結果、「ショックは不要です」などのメッセージが流れた 場合には、すぐに胸骨圧迫を再開し心肺蘇生を続ける。 |
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関係法令(有害業務に係る以外のもの) 労働生理